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ACCESSIBILITY / 試験結果

JIS X 8341-3:2016 試験結果

対の文書:ウェブアクセシビリティ方針

Design QA のウェブサイトについて、JIS X 8341-3:2016 附属書JB(参考)試験方法に沿って実施した試験の記録です。ウェブアクセシビリティ方針で表明している対応度は、この試験の結果に基づいています。

この試験は、4px合同会社が自らのウェブサイトについて自ら実施したものです。第三者機関による試験に基づくものではありません。

01試験の概要

試験対象Design QA のウェブサイト(design-qa.com)のウェブページ一式
試験実施日2026年8月29日(エラーページの修正後の再検証)。2026年8月28日に対象範囲をウェブサイト全体に広げた試験を14件で、2026年8月27日に修正後の再試験を10ページで実施し、最初の試験は2026年8月14日に実施しました(実装チェックリストの追加と支援技術での確認は2026年8月15日)。
試験実施者4px合同会社(このウェブサイトの運営者自身)
目標とした適合レベルレベル AA(レベル A の25基準+レベル AA の13基準=38基準)
試験の根拠JIS X 8341-3:2016 附属書JB(参考)試験方法
参照したガイドライン情報通信アクセス協議会 ウェブアクセシビリティ基盤委員会「JIS X 8341-3:2016 試験実施ガイドライン 2020年12月版」および同「試験の実施と結果の記入例」https://waic.jp/docs/jis2016/test-guidelines/202012/

02試験対象としたウェブページ

次の14件を試験の対象としました。当社のウェブサイトに実在する13ページの全てと、存在しないURLを開いたときに表示されるエラーページです。

対象範囲の全てを試験しています。試験実施ガイドライン 2.2 が挙げる4つの選び方のうち「a) 全てのウェブページを選択する場合」にあたります。ページの洗い出しは、プログラムの画面定義・sitemap.xml・公開している静的ファイル・全ページのリンクの4方向を突き合わせて行いました。

2026年8月27日までの試験は10ページを対象としており、2026年8月16日に公開した3ページ(判定の前提/ウェブアクセシビリティ方針/この試験結果)とエラーページが対象に入っていませんでした。2026年8月28日の試験で、その4件を対象に加えています。2026年8月29日の再検証も、同じ14件を対象としています。

2つの旧URL(/ui-trial/disclaimer / /ui-trial/data-handling)は、現在は別のURL(/scope-and-disclaimer / /data-handling)へ恒久的に転送しています。内容は同じ文書のため、転送先のURLを対象として一覧に記載しています。

エラーページは、どのページからもリンクされていないため、リンクをたどる洗い出しでは見つかりません。ウェブアクセシビリティ方針で対象に含めると記載していたため、対象に加えました。存在しないURLを3種類試し、いずれも同じ画面が表示されることを確認しています。

トップhttps://design-qa.com/
採点基準の全文https://design-qa.com/framework
鑑定書の案内・PDF請求フォームhttps://design-qa.com/sample-report
鑑定書の実物(HTML版)https://design-qa.com/sample-report/sample-report-174.html
UI裁判(公開判定)の募集・応募フォームhttps://design-qa.com/ui-trial
判定の範囲と免責https://design-qa.com/scope-and-disclaimer
入力データの取扱いhttps://design-qa.com/data-handling
初回相談フォームhttps://design-qa.com/consult
特定商取引法に基づく表記・運営会社https://design-qa.com/legal
プライバシーポリシーhttps://design-qa.com/privacy
審査の前提https://design-qa.com/review-premise
ウェブアクセシビリティ方針https://design-qa.com/accessibility
この試験結果https://design-qa.com/accessibility/test-result
エラーページ(存在しないURLで表示される画面)https://design-qa.com/_404-test-page-does-not-exist

対象から除いたもの

PDF(鑑定書のPDF版)PDFはウェブページではないため、ウェブページ単位で行う本試験の対象から除きました。ウェブアクセシビリティ方針でも当面の対象から除くことを明記しています。
/booking/consult への転送のみで、独立したウェブページとして表示されないためです。カレンダーの接続後に転送を外す予定があり、そのときは試験の対象が1つ増えます。
sitemap.xml・robots.txt・llms.txt利用者に提示される内容ではなく、機械向けのファイルであるためです。

03試験環境

OSmacOS(Darwin 25.6.0)
ウェブブラウザChromium(Chrome DevTools Protocol 経由で操作)/支援技術との組み合わせは Safari
表示領域1280×900 px(一部の測定は 1280×2400 px)、devicePixelRatio 2
ブラウザの言語設定ja
支援技術macOS の VoiceOver(Safari と組み合わせて 2026年8月15日に実測)。2026年8月27日・28日・29日の試験では支援技術を起動していません。Windows のスクリーンリーダー(NVDA・JAWS)および iOS の VoiceOver では確認していません。
確認に用いた手段DOM・CSSOM・計算値の走査/実際のキー入力(Tab)によるフォーカス順の一周送り(10ページで259か所、パネルを開いた状態で92か所、今回加えた4件で36か所)/公開しているCSSの取得と検査/実装コードの読解/ブラウザのアクセシビリティツリーの取得(名前の出どころまで)/読み込み直後に動いている表示の列挙/共通の見出し・ヘッダー・フッターの文書構造を、支援技術で確認済みのページと突き合わせる照合/エラーページの画面の目視(ライト・ダークの両方、および幅375pxでの表示)/横方向のはみ出しの実測/HTTPの応答コードの確認/VoiceOver が読み上げた文字列の取得(2026年8月15日)
測定した対象2026年8月28日までの試験は、公開中のウェブサイトを測っています(測定の前後で公開しているプログラムが変わっていないことを確認しています)。2026年8月29日の再検証だけは、修正がまだ公開されていないため、公開するものと同じプログラムを同じ設定で動かしたものを測っています。修正の前後を同じ条件で2回測り、差が修正によるものであることを確認しました。公開後のウェブサイトでの確認は、公開のあとにあらためて行います(本試験の限界16)。

04達成基準ごとの試験結果

目標とした適合レベル AA の38基準について、達成基準ごとに適用の有無と適合の可否を示します。「非適用」は、その達成基準の対象となる内容(音声・動画など)がウェブページに含まれていないことを表します。

レベル A(25基準)

1.1.1 非テキストコンテンツ
適用の有無適用
適合の可否適合
試験方法imgsvgcanvasobject の代替テキストをDOMで列挙し、内容の妥当性を目視
1.2.1 音声だけ及び映像だけ(収録済み)
適用の有無非適用
適合の可否—(非適用のため判定しません)
試験方法audiovideo / 動画埋込 iframe の有無をDOMで確認
1.2.2 キャプション(収録済み)
適用の有無非適用
適合の可否—(非適用のため判定しません)
試験方法同上
1.2.3 音声解説又はメディアに対する代替コンテンツ(収録済み)
適用の有無非適用
適合の可否—(非適用のため判定しません)
試験方法同上
1.3.1 情報及び関係性
適用の有無適用
適合の可否適合
試験方法ラベルとコントロールの関連付け・見出し階層・表/リストのマークアップをDOMで機械判定
1.3.2 意味のある順序
適用の有無適用
適合の可否適合
試験方法DOM順と視覚位置(座標)の突き合わせ+実キー入力によるTab送り
1.3.3 感覚的な特徴
適用の有無適用
適合の可否適合
試験方法全ページの本文を「右の/左の/丸い/赤い…」でスキャンし、該当箇所を目視
1.4.1 色の使用
適用の有無適用
適合の可否適合
試験方法色だけで情報を伝えている箇所を目視し、実装(インラインstyle)で裏を取る
1.4.2 音声の制御
適用の有無非適用
適合の可否—(非適用のため判定しません)
試験方法メディア要素の autoplay をDOMで確認
2.1.1 キーボード
適用の有無適用
適合の可否適合
試験方法Tabキーでの到達と Enter/Space での実行を実機で確認
2.1.2 キーボードトラップなし
適用の有無適用
適合の可否適合
試験方法Tab / Shift+Tab の連続送りで抜けられることを確認
2.2.1 タイミング調整可能
適用の有無非適用
適合の可否—(非適用のため判定しません)
試験方法制限時間のある処理の有無を確認
2.2.2 一時停止,停止及び非表示
適用の有無適用
適合の可否適合
試験方法状態を固定する前に動きの棚卸しを取り、読み込み直後に走っているアニメーションを getAnimations() で全列挙。停止コントロールは探すだけで押さない
2.3.1 3回のせん(閃)光,又はしきい(閾)値以下
適用の有無適用
適合の可否適合
試験方法点滅アニメーションの周期を計算
2.4.1 ブロックスキップ
適用の有無適用
適合の可否適合
試験方法スキップリンク・ランドマーク・見出し構造の有無をDOMで確認し、支援技術の見出し送りで実際に飛ばせるかを実測
2.4.2 ページタイトル
適用の有無適用
適合の可否適合
試験方法title 要素をDOMで取得(14対象)。ブラウザが採る document.title を実測
2.4.3 フォーカス順序
適用の有無適用
適合の可否適合
試験方法実キー入力(Tab)でのフォーカス送り+DOM順/視覚位置/実効可視性の突き合わせ
2.4.4 リンクの目的(コンテキスト内)
適用の有無適用
適合の可否適合
試験方法全リンクのアクセシブル名を列挙し、曖昧語と「同名・異リンク」を機械抽出
3.1.1 ページの言語
適用の有無適用
適合の可否適合
試験方法html 要素の lang をDOMで取得(14対象)。あわせて画面に出ている文字の言語を目視
3.2.1 フォーカス時
適用の有無適用
適合の可否適合
試験方法フォーカス移動で文脈の変化が起きないことを確認
3.2.2 入力時
適用の有無適用
適合の可否適合
試験方法onchange 等による自動送信の有無をDOMで確認+入力操作
3.3.1 エラーの特定
適用の有無適用
適合の可否適合
試験方法必須項目を空にして blur し、エラー表示を目視+実装コード(ContactV2.tsx)で確認
3.3.2 ラベル又は説明
適用の有無適用
適合の可否適合
試験方法各入力欄に対する可視ラベル・説明文の有無と配置を目視
4.1.1 構文解析
適用の有無適用
適合の可否適合
試験方法生HTMLの重複属性・重複IDを機械検査+DOM上の重複IDを確認
4.1.2 名前(name),役割(role)及び値(value)
適用の有無適用
適合の可否適合
試験方法全UIコンポーネントのアクセシブル名・role・状態をアクセシビリティツリーから取得(試験の途中で手段を変えています。当初は文書構造の上で算出していました)。名前の出どころ(nameFrom)まで見る

レベル AA(13基準)

1.2.4 キャプション(ライブ)
適用の有無非適用
適合の可否—(非適用のため判定しません)
試験方法ライブメディアの有無をDOMで確認
1.2.5 音声解説(収録済み)
適用の有無非適用
適合の可否—(非適用のため判定しません)
試験方法同期メディアの有無をDOMで確認
1.4.3 コントラスト(最低限レベル)
適用の有無適用
適合の可否不適合
試験方法全テキストノードの前景色と実効背景色を算出し、文字サイズ・太さから 4.5:1 / 3:1 で判定。SVGは fill、HTMLは color を用い、祖先の display/visibility/opacity/aria-hidden を考慮。CSSトランジションとカルーセルを停止した静止状態で測定
1.4.4 テキストのサイズ変更
適用の有無適用
適合の可否未検証
試験方法viewportメタの確認は実施。200%拡大時の可読性・重なりの目視は未実施
1.4.5 文字画像
適用の有無適用
適合の可否適合
試験方法画像内の文字の有無を目視
2.4.5 複数の手段
適用の有無適用
適合の可否不適合
試験方法全10ページのリンクを機械抽出し、各ページへの到達経路を数える
2.4.6 見出し及びラベル
適用の有無適用
適合の可否適合
試験方法見出し文とラベル文の内容を目視、階層をDOMで確認
2.4.7 フォーカスの可視化
適用の有無適用
適合の可否適合
試験方法実キー入力(Tab)でフォーカスを移し、outline / border / box-shadow / 背景 / 文字色 / filter / transform を、フォーカスを外した同じ要素と突き合わせる。0.2秒の border-color の遷移が終わるのを待ってから読む
3.1.2 一部分の言語
適用の有無適用
適合の可否未検証
試験方法lang 属性の入れ子をDOMで確認(実施)。外国語句の個別判定は未実施
3.2.3 一貫したナビゲーション
適用の有無適用
適合の可否適合
試験方法各ページの繰り返しナビゲーションの相対順序を比較
3.2.4 一貫した識別性
適用の有無適用
適合の可否不適合
試験方法同一機能のコンポーネントのアクセシブル名を全ページで比較
3.3.3 エラー修正の提案
適用の有無適用
適合の可否適合
試験方法エラー時の文言を目視+実装コードで確認
3.3.4 エラー回避(法的,金融及びデータ)
適用の有無適用
適合の可否適合
試験方法法的なコミットメントを伴う送信の有無と、確認手段の有無を確認

05集計

適合(○)
件数26
内訳レベルA 20/レベルAA 6
不適合(×)
件数3
内訳レベルA 0/レベルAA 3(1.4.3 / 2.4.5 / 3.2.4)
非適用(−)
件数7
内訳レベルA 5(1.2.1 / 1.2.2 / 1.2.3 / 1.4.2 / 2.2.1)/レベルAA 2(1.2.4 / 1.2.5)
未検証
件数2
内訳レベルAA 2(1.4.4 / 3.1.2)
合計
件数38
内訳レベルA 25+レベルAA 13

満たすことのできていない3件それぞれについて、どこがどう満たせていないかはウェブアクセシビリティ方針の「現時点で満たすことのできていない達成基準」に全件を挙げています。

この再検証で判定が変わった達成基準は2件です。いずれも適合レベル A で、どちらも不適合から適合に変わりました。適合から不適合に変わった達成基準はありません。エラーページを当社で用意する修正(新しいファイル1つ)を行い、同じ14件・同じ38の達成基準・同じ手順で確かめ直した結果です。他の13件はプログラムが変わっていないため、判定も1件も変わっていません。

2.4.2 ページタイトル
適合レベルA
2026年8月28日不適合
2026年8月29日適合
何が変わったかエラーページに、そのページの内容を表すタイトル「ページが見つかりません | UIXHERO Design QA」を与えました。ページの中にタイトルの指定が3つ入り混じっていた状態も、1つだけに整理しています。
3.1.1 ページの言語
適合レベルA
2026年8月28日不適合
2026年8月29日適合
何が変わったかエラーページの画面に出る文字を日本語にしました。日本語と宣言している内容と、実際に表示される文字が一致しています。

この2件が閉じたことで、適合レベル A の25の達成基準は、満たすことのできていないものが0件になりました(適合20・非適用5・試験が完了していないもの0)。

この修正には、意図しなかった影響が1つあります。エラーページにも他のページと同じヘッダーとフッターを付けたため、1.4.3 コントラストの該当箇所が73か所から75か所に増えました(増えた2か所は、いずれもすでに把握している配色の組み合わせです)。配色そのものは1か所も変えていません。

また、エラーページからサイト内へ戻るリンクを9本置きましたが、2.4.5 複数の手段は満たせていません。この達成基準は「ページに到達する手段が2つ以上あること」を求めるもので、他のページからリンクをたどる方法のほかに、サイトマップや検索といった2つ目の手段が必要なためです。エラーページから戻れるようになったことと、この達成基準を満たすことは別のことです。

2026年8月14日の試験では、満たすことのできていない達成基準が9件(適合レベル A に5件、適合レベル AA に4件)ありました。そのうち6件は、2026年8月27日の試験で満たされていることを確認しています。

1.1.1 非テキストコンテンツ
適合レベルA
2026年8月14日不適合
2026年8月27日以降適合
何が変わったかトップページのレーダーチャート(SVG)を支援技術から隠し、同じ情報を隣のテキストで読めるようにしました。
1.3.1 情報及び関係性
適合レベルA
2026年8月14日不適合
2026年8月27日以降適合
何が変わったかフォームの入力欄とラベルを関連付け、特定商取引法に基づく表記を定義リストで組み直し、鑑定書HTML版の表に見出しセルを付けました。
2.2.2 一時停止,停止及び非表示
適合レベルA
2026年8月14日不適合
2026年8月27日以降適合
何が変わったか自動的に動く表示が、はじめから動かない状態になりました。動かす場合も1つのボタンでまとめて止められます。
2.4.3 フォーカス順序
適合レベルA
2026年8月14日不適合
2026年8月27日以降適合
何が変わったか閉じているパネルの中へキーボードのフォーカスが入らなくなりました。
4.1.2 名前(name),役割(role)及び値(value)
適合レベルA
2026年8月14日不適合
2026年8月27日以降適合
何が変わったか入力欄の名前がラベルから取れるようになり、選択できるボタンに役割と選択状態が付きました。
2.4.7 フォーカスの可視化
適合レベルAA
2026年8月14日不適合
2026年8月27日以降適合
何が変わったか2.4.3 と同じ修正で解消しました。キーボードのフォーカスが見えない状態は無くなりました。

06現時点の対応度

この試験の結果に基づく対応度は、JIS X 8341-3:2016 の適合レベル A に準拠、および同 適合レベル AA に一部準拠です。

この試験では、対象範囲の全て(実在する13ページとエラーページ)を試験しました。適合レベル A の25の達成基準について、満たすことのできていないものは0件、試験が完了していないものも0件です(適合20・非適用5)。

「準拠」と表記するには、目標とする適合レベルの達成基準を全て満たしていることを確認したうえで、試験結果を公開する必要があります。この2つを満たしているため、適合レベル A について「準拠」と表記します。

「非適用」の5件について。非適用とは、その達成基準の対象となる内容(音声・動画・制限時間のある処理)がウェブページに含まれていないことを表します。満たせていないという意味ではありません。

適合レベル AA については「一部準拠」と表記します。「レベル AA に一部準拠」と表記するには、レベル A に準拠していることが前提となります。この前提を満たし、かつ適合レベル AA の13の達成基準のうち6基準を満たしている(ほかに非適用2件)ため、この表記になります。満たすことのできていない3基準(1.4.3 コントラスト/2.4.5 複数の手段/3.2.4 一貫した識別性)と、試験が完了していない2基準(1.4.4 テキストのサイズ変更/3.1.2 一部分の言語)については、ウェブアクセシビリティ方針の「今後の対応方針」に、いつまでに何をするかを記載しています。

この対応度は、2026年8月29日時点の14件についての表明です。ウェブページを追加すれば、その1ページは試験していない状態になります。追加のたびに対象範囲を更新して試験することを、ウェブアクセシビリティ方針で定めています。

この対応度の表記は、情報通信アクセス協議会 ウェブアクセシビリティ基盤委員会「ウェブコンテンツの JIS X 8341-3:2016 対応度表記ガイドライン – 2021年4月版」https://waic.jp/docs/jis2016/compliance-guidelines/202104/ で定められた表記によります。

なお、JIS X 8341-3:2016 の「5.3 部分適合に関する記述-第三者によるコンテンツ」及び「5.4 部分適合に関する記述-言語」に定める部分適合は、適用していません。

07本試験の限界

この試験結果を読むにあたって、次の点をあらかじめお伝えします。

1「適合レベル A に準拠」は、2026年8月29日時点の14件についての表明です。「全て」は一度そろえたら終わるものではありません。ウェブページを1つ追加するたびに、その1ページは試験していない状態になります。追加に気づいて試験の対象を更新する仕組みは、いまのところ人の手順だけで、機械が知らせてはくれません。
22026年8月29日の再検証でも、支援技術を起動していません。2026年8月15日に支援技術で確かめた5つの達成基準については、判定を引き継いでいます。2026年8月28日に加えた3つの文書ページと、今回作り直したエラーページについては、その判定が根拠にしている見出し・ヘッダー・フッターの文書構造が、支援技術で確認済みのページ(プライバシーポリシー)と一致することを機械で照合したうえで引き継ぎました。「2026年8月29日に支援技術で確かめ直した」わけではありません。とくにエラーページの本文(新しく書いた見出し・段落・一覧)は、読み上げを取っていません。
3支援技術での確認は、macOS の VoiceOver と Safari の1つの組み合わせでのみ行いました。日本の利用で多い Windows のスクリーンリーダー(NVDA・JAWS)と、iOS の VoiceOver では確認していません。読み上げの細かさはスクリーンリーダーごとに違うため、別の結論が出る余地があります。
42つの達成基準(1.4.4 テキストのサイズ変更/3.1.2 一部分の言語)は、試験が完了していません。上の一覧では「未検証」と記しています。適合とも不適合とも判定していません。
5拡大表示(200%)での目視確認を実施していません。これが 1.4.4 を未検証としている理由です。
6フォームの実際の送信を行っていません。本番のフォームであり、実際の問い合わせが送られてしまうためです。送信後に表示されるエラーの確認が残っています。
7画面の状態ごとの網羅は完全ではありません。パネルを開いた状態は今回あらためて試験しましたが、質問を展開した状態、エラーを表示している状態などについては、一部しか試験していません。
8表示幅は 1280px でのみ試験しました。スマートフォンの幅(375px など)では試験していません。
9W3C のマークアップ検証サービスを通していません。4.1.1 構文解析については、重複したIDと重複した属性の有無を個別に確認するにとどまっています。
10鑑定書のHTML版のうち、背景画像の上にあるテキストのコントラストは機械的に判定できず、目視での確認が残っています。
111.4.3 コントラストの該当箇所は、2026年8月14日の63か所から75か所に増えています。配色そのものは一度も変えていません。増えた12か所のうち8か所は2026年8月28日に対象へ加えた3つの文書ページ、2か所は今回作り直したエラーページのヘッダーとフッターで、いずれも同じ配色が使われていたためです。新しい配色の組み合わせは1つも増えていません。配色を直すまでは、ページを追加するたびにこの数は増えます。
12エラーページについて、実際に人が迷い込む経路(外部サイトの古いリンクや検索結果から来た場合)はたどっていません。存在しないURLを3種類入力して同じ画面が出ることまでを確認しています。また、当社のプログラムではなく、配信基盤の側が返すエラー画面(配信の失敗時など)は、この試験の対象に含めていません。この画面は当社のプログラムに届く前に返されるため、エラーページを用意しても表示は変わりません。
13/booking は現在 /consult へ転送しているため対象から除いていますが、転送を外す予定があります。外した時点で試験の対象が1つ増えるため、そのときは試験をやり直す必要があります。
14試験の途中で測定の手段を変えています。当初は文書構造の上でアクセシブルな名前を計算していましたが、のちにブラウザのアクセシビリティツリーの実測に切り替えました。この違いが実際に、不適合1件の理由の書き直しにつながりました。同じ型の見落としが他に残っている可能性は否定できません。
15支援技術での測定は VoiceOver の初期設定で行いました。利用者が読み上げの詳しさや句読点の設定を変えると、聞こえ方は変わります。
162026年8月29日の再検証だけは、公開中のウェブサイトではなく、公開するものと同じプログラムを同じ設定で動かしたものを測っています。修正をまだ公開していないためです。修正の前後を同じ条件で2回測り、変わったのがエラーページ1ページだけであることを確認していますが、「公開後のウェブサイトでも同じ結果が出た」ことは、この時点ではまだ確かめていません。公開のあとに、同じ手順であらためて確かめます。

08実利用上の到達性

この節は JIS X 8341-3:2016 の試験様式にはない、4px合同会社が独自に設けた欄です。ここに書いていることを JIS の判定として扱わないでください。

支援技術での確認では、達成基準の条文は満たしているものの、実際の利用では情報が届いていない状態が見つかりました。JIS の判定はいずれも変わりませんが、判定が変わらないことと、利用者に届いていることは同じではありません。満たせている達成基準についても、把握している限界をここに残します。

2.4.1 ブロックスキップ
JIS の判定(条文どおり)適合(実測で裏付け)
実利用上の到達性見出しナビを使える利用者に限る。Tabのみだと飛ばせない
1.3.2 意味のある順序
JIS の判定(条文どおり)適合(維持)
実利用上の到達性閉じた下部シートの中身が、著作権表示より後に読み上げられる。2026年8月27日の再試験の時点では、閉じている面に inertaria-hidden が付いたため、この中身は読み上げの列から外れている(VoiceOver での再測定は行っていない)
2.4.6 見出し及びラベル
JIS の判定(条文どおり)適合(維持)
実利用上の到達性29個のピンは「1 ボタン」〜「29 ボタン」。どれがどの指摘かは開くまで分からない
2.1.2 キーボードトラップなし
JIS の判定(条文どおり)適合(実測で裏付け)
実利用上の到達性閉じ込めは無いが、ドロワーが開いても無音・フォーカスも移らない
3.3.4 エラー回避(法的)
JIS の判定(条文どおり)適合(実測で裏付け)
実利用上の到達性実害は見つからなかった。同意文は全体が読み上げられる

09この試験結果の更新

ウェブアクセシビリティ方針に記載のとおり、試験を実施するたびに、この試験結果と方針の「現時点の対応度」「満たすことのできていない達成基準」を更新します。

2026年10月31日を目標としていた「適合レベル A に準拠」は、2026年8月29日に達成しました。目標としていた期限より2か月あまり早い達成です。期限そのものは、ウェブアクセシビリティ方針に記載したとおり変更していません。

(試験実施日:2026年8月29日 / この試験結果の作成:2026年8月29日 / 最初の試験実施日:2026年8月14日)

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